家庭を丸ごと支援する

ヤングケアラー事業

こばと会では、子ども食堂の運営(10年)、子どもの居場所の運営(5年)などを通じて、地域に根ざした子ども支援を継続してきました。2023年4月より、東京都の「ヤングケアラー相談支援等補助事業」として、ヤングケアラーへの包括的な支援活動を開始しました。

ヤングケアラーとは?

家庭内で大人のような役割(介護・家事・育児など)を担う子どもたちのこと。

東京都だけでも7〜8%の中高生が該当すると言われています(=1クラスに1人以上)。

しかしながら、

  • 自分がヤングケアラーであるという自覚がない
  • 社会的な認知がまだ低い

 といった理由から、多くの子どもが支援にアクセスできていない状況にあります。

 

支援の仕組みと内容

【相談支援】

LINEを中心としたSNSを使った相談窓口:気軽に匿名相談可能

ZOOMサロン(オンラインお話会):不定期開催、同じ立場の仲間とつながる場

リアルな居場所「みんなのリバティ」:自由に立ち寄れるカフェ空間  

※カフェは多摩市諏訪にあります


【生活支援】

お弁当配食・誰でも食堂多摩市内限定(有料)

家事支援(掃除・出張料理・弁当宅配):アレルギー対応も可。

 内容や頻度は相談制。対応エリア応相談

LINE家庭教師都内全域。柔軟な時間設定が可能

学習・進学支援、無料塾多摩市ほか、対応エリア応相談

就労支援:必要な場合には専門家とも連携。多摩市内限定


【専門的支援】多摩市内限定  ※含む有料

・公認心理師、教員、保育士、カウンセラー、保護司、弁護士、税理士などが連携 

・多摩市こども家庭支援センター、児童相談所、教育委員会(スクールカウンセラー)とも連携し、安全なセーフティネットを構築


【啓発・普及活動】

ワークショップ、講演会、映画上映、地域誌・SNSでの発信などを通じて、

ヤングケアラーの社会的認知を高めています。