こばと会が大切にしているのは、「愛」と「科学」の両輪です。 子どもたちの“いま”の気持ちに寄り添うあたたかな眼差し(関心)と、発達や脳科学に基づいた根拠ある視点の両方をもって、 一人ひとりの個性と可能性を丁寧に育んでいきたい—— それが、私たちの保育・支援の出発点です。
子どもの育ちは、誰か一人の力では成り立ちません。家庭・地域・保育者が手を取り合いながら、「私は、ありのままで大切にされている」そう実感できる関係性の中でこそ、子どもたちは自ら育っていく力を発揮してくれます。
私たちは、保育園や学童クラブ、子ども家庭支援の現場で、日々、たくさんの“育ちの瞬間”に立ち会っています。 その一つひとつが、子どもたちの未来を照らす希望であり、同時に、私たち大人にとっての学びでもあります。
誰もが自分らしくいられる場所をつくること。子どもとともに、大人も育ち合える場であること。それが、こばと会の目指す姿です。これからも、地域のみなさまと手をたずさえながら、「育つ力」を信じ、支え続けてまいります。
“宇宙は愛で満ちている。”それは私たち一人ひとりの中には無限なる宇宙ー個性や可能性ーが広がっているという事であり、同時に私たち誰もがその美しき宇宙を愛と敬意を持って受け止められる包容力を持ち合わせているという事です。保育や育成の現場、そして地域・社会がたくさんの愛で満ちてゆくことを心から願っています。
社会福祉法人こばと会 理事長 元井 由隆 もといよしたか
「愛」と「科学」で支える根拠ある保育・育成
こばと会の実践の核には、「感情に寄り添うこころ・関心を寄せる愛情」と「発達心理学・脳科学・統計学等に基づく科学的視点」があります。一人ひとりの子どもに関心を向け、その子らしい育ちを大切にしながら、論理的根拠に基づいた保育環境と関わりを通して、子どもたちの“今”を丁寧に支え、“未来”への力を育んでいます。
子どもも大人も自分らしくいられる“場づくり”
こばと会は、保育園・学童クラブ・子ども支援・社会貢献事業を通して、子どもも保護者も職員も安心して“その人らしく”いられる居場所を目指しています。対話を大切にした保育・支援、働きやすい制度、多職種が連携する風土など、誰もが尊重される環境づくりが根づいています。
現場から学び、育ち合う組織文化
「法人理念に基づく行動指針」「学び合う勉強会」「世界基準の保育環境評価スケールの導入」「公平な人事評価システムによる査定」「多様な働き方の実現」など、現場の声と実践をもとに継続的な改善と成長を重ねています。職員が主体的に考え、挑戦し、子どもと共に育つことが、こばと会の力です。