◆ようこ さん(学童クラブ入職14年) 30代女性
子育てしながら働き続けられる職場を、私自身がつくっていきたいと思ってきました。法人全体に“子育てに理解がある”風土があり、娘の小学校入学時には半年間の特別休暇も取得できました。前例がなかった取り組みでしたが、理事長や上司の理解があって実現できたこと。学童クラブの運営は大変なこともありますが、子どもたち一人ひとりと向き合いながら「楽しい学童」にしていくことが今の目標です。そして、これから学童の仕事を目指す人たちにとっても、“ここなら続けられる”と思える職場でありたいです。
◆あきこ さん(学童クラブ入職6年) 50代女性
法人内異動を経てこの施設に来ましたが、仲間に温かく迎えてもらい、とても安心して働けています。最近は自然の中でのびのび過ごせる活動を増やしたいと思っていて、ブルーシートを敷いて空を見上げるだけの“ただ空を見る会”なんていうのもいいなと考え中です。子どもたちが無理なく社会性を育めるよう、まずは“知ること・理解すること”を大事に。今日も一緒に遊び、感じ、考える日々を楽しんでいます。
◆けんご さん(学童クラブ入職14年) 30代男性
21歳でアルバイトとして学童保育の世界に入り、気づけば14年。正職員として働く今も、“子どもたちと一緒に育つ”という感覚は変わりません。今力を入れているのが、学校の畑を活用した『スクールヤード』という活動です。野菜を育て、収穫し、食べるまでを子どもたちと一緒に体験する中で、自然や命に対する気づきが生まれていく。うまくいかないことも多いけれど、だからこそ学びがあると感じています。自分も園芸経験ゼロからのスタートでしたが、今では“子どもと一緒に学ぶって楽しい”と実感する毎日です。失敗も喜びも一緒に味わえるこの仕事に、大きなやりがいを感じています。